収録の時の様子 カメラに撮ってみた

ボクの仕事はナレーター

声の仕事で顔が出ることはほぼない。 

番組の前後に自分の名前がクレジットされると嬉しい。けど、CMとかVPとか名前がのることはほとんどない。 

自分という存在を出すよりも、粛々と自分の仕事を遂行する。 

ナレーターは、口数が少ない伝統工芸の職人のような存在だと思って仕事をしてきました。(口を1番使う職人だと思います笑)

先日、毎年お世話になってる現場に行きました。

ふと、自分のスタジオの中はどんな感じなんだろうと思って自分用にカメラを回してみました。 昔、先輩に自分の仕事の様子をカメラに撮ってもらったことがありますが自分のは初めて。 

オンエアチェックはきちんとする方です。

が、その際は音声スタッフさんによって整音されたものがオンエアにのるわけで、

自撮りしたものを聞いてみるともちろん生の声を聞くわけで、

ディレクターさんからオッケーをもらったけど、

自分の声を聞くと、

やっぱりもっとこうしたいな。ここはこうしたらもっと内容が伝わったな。など思ってしまう。

収録してる時も、あぁーって思ったポイントがあれば書き出すしオンエアを見ながらもっと良くするためにどうしたらいいか収録後の1人反省会は欠かさなかった。

自撮りしたスタジオの様子を改めて確認すると、

自分がやりたかったナレーションと実際に喋ってるナレーションの差がこれまでよりすごく明確にわかったような気がしました。

その原因を1人反省会で究明しながら、

自撮りしてよかったなぁ。って思いながらオンエアを見てました。

41歳だけど、まだまだ上手くなりたいしこのナレーターという仕事をもっともっと続けていきたい。

そのために、これから収録の時は自撮りはルーティンにしようと思います。

Posted by TACMAN