スポーツをプレイすることと教えること

いま41歳になってスポーツにハマってます。

日本で生まれたARスポーツのHADO

頭と腕に機械をつけて行うドッチボールのようなスポーツ。 

趣味ではじめて約5年、そして今はMCやイベントスタッフなど仕事になってます。

インストラクターで指導するようになって3年、毎週ビギナーからアドバンスクラスまで子供から大人まで幅広く教えています。 

参加者の熱量は様々。

強くなりたいと思う人、みんなで楽しくやりたい人、興味本位で体験したい人、 

毎回、いろんな人が来るから来た人の熱量を素早く感じることがすごく大切。そして、その熱をいかにグツグツいわせられるかが大切。だと思って毎回試行錯誤しています。

趣味から始まってるけど、選手として活動も行い、HADOというスポーツを世に広める気持ちが強いのは5年前から変わりません。

いまインストラクターをしている、埼玉県和光市からHADOを広げていきたい。これがボクの目標のひとつです。

5月の世界大会も日本代表が優勝したしね!

https://hado-official.com/news/10266/https://hado-official.com/news/10266

↑ニュースになってくれ!

スポーツ的に見た目は大がかりなのでなかなか根付きにくい状況の中おかげさまで少しずつ参加者は増えております。

HADOを教えている時も、ボクは始めはとにかく楽しんでもらうことを第一に考えています。

HADOというスポーツをスムーズに楽しんでもらうためのワンポイントアドバイス、そこから興味が湧けばセオリーやフォーメーションなどを伝えます。

とにかく小出し小出しにして、参加者が自分の足で階段を登るように提供することを意識しています。

1〜10まで手取り足取り教えてもらいたい人、要所でアドバイスをして欲しい人、ほっといて欲しい人、などなどいろんな人がいるなぁって毎回思ってます。

ボクは基本的に放任主義、まずは自分で考えてやってみることを大切にしています。HADOというスポーツはまだ日本で生まれて11年。

まだまだ発展途上のスポーツなのでセオリーなどはあるけど、ワクワクした目ではじめてプレイする方たちを縛りたくないんだよね。

プレイした後に、こうすればいいのか!こうすればいいのか?などいろんな気づきを大事にして欲しいです。

昔に比べて選手は増えているので、『模範解答』というものはできつつありますが、ただ、それを早く求めてしまいがちってのもあります。

自分の頭で考えて試す、そしてまた考える、行き詰まったらアドバイスしたりする、道筋を外れたらふわぁっと元の道に戻す。

この流れを大事に指導しています。

もちろん、『わからなかったらなんでも聞け!全部答えたる!』っていう宣言をはじめる際にしています。

だからこそ、そこで大体の熱量とその子の性格がわかる。 

ほんとに千差万別、十人十色。

正直、聞くから良い。聞かないから悪い。っていう話じゃなくて、みんなが『自分の好きな温度』を大事にして欲しいということなのです。

楽しみたいだけの人、勝ちたい人、体を動かしたい人、様々な温度があるからこそ他の人に自分の温度を押し付けてはいけない。 

各人、適温の幅は違うから自分の好きな温度と許容できる範囲の温度感の人たちで楽しめばいいし自分の熱量の変化に合わせて毎回楽しんでもらえたらいいと思ってます。

ボク個人としてはこの熱量のベースをあげようと色々試行錯誤してるけどね笑笑

そしてボク自身も最近はじめたスポーツ、

アメリカで生まれたスポーツ:ピックルボール 

4月からはじめて毎週練習に参加しています。

このスポーツは、テニス、卓球、バドミントンなどを足してミックスしたスポーツ。

ボクは中高、あと大人になってからもソフトテニスをやっていて同じラケット競技なので似ている部分もあったりして入りこみやすかったです。

でも、競技が変わるとやっぱり違います。

これまでやってきたことをバックボーンにしてプレイをする、これはHADOも一緒。 

HADOも、これまでどんなスポーツを経験してきたかでリンクする部分があったりもします。

野球のキャッチャーだったりバスケのポイントガードなどが視野が広かったり、サッカーのFWだと前に出るのが得意だったり色々あります。

ボクもピックルボールはバックボーンのソフトテニスを軸にプレイしています。

が、

やっぱりピックルボールにはピックルボールのプレイやセオリーがあります。HADOもそうだけど、基礎ってのがあるんだね。

はじめてまだ間もないので今は練習や試合をしながらピックルボールの基礎を身につけてます。動画で海外のプレーヤーの練習方法を見て自宅で反復練習とイメージトレーニング、それを練習会でチャレンジする。を繰り返しています。 

昨日の練習も、イメトレの成果を感じられてすごく手応え感じてニヤニヤしながら帰りました。

今参加させてもらってるところは男子も女子もレベルが高いのですごく楽しい。 そこで練習していない時間にイメージしたことを形にしてるなぁってすごく思います。

練習会で試合とかもするけど、

そこでも勝つ!強くなりたい!というよりも、

『できないことをできるようになる』

今はこの気持ちが1番強いのかもしれません。

だってまだはじめたばかりだし、そのスポーツのこと全く知らなかったし、自分自身の温度を大切にしたいなって思います。

言葉のあやですが、本心は強くなるために自分に必要なことが、できないことをできるようになる。ということだと思います。

HADOの選手の時もこの気持ちが強くて、できないことができるようになると自然と勝ちは付いてくる。もちろん勝ちたいし、強くなりたいけど、まだ経験値が浅いからこそ必要なのは自分にできることを増やすことだと思います。

ピックルボールをはじめて、

教える立場と教わる立場の両方の立ち位置からの景色を見て、

自分の今の立ち位置を再認識しました。

ボクの人生の合言葉も、『自分の好きな温度で』

他人軸にならないで自分軸で過ごすことを心がけます。

Posted by TACMAN